旬をお菓子の中に詰め込んで、季節のお菓子を焼いています。シフォンは、卵の力を借りて、ふわふわしっとり。


by sobokuna-okasi

皆さん、ありがとうございます。

ブログを更新出来なくて、ブログから遠ざかっていながらも、私の事や鳥インフルエンザの事など気に掛けて下さって、メールを頂くと、心励まされます。ありがとうございます。


確かにいつ、わが身となることか、毎日が恐怖と背中合わせ。
見えぬ恐ろしさに、鶏達の命、従業員家族の生活、全てを失う恐怖や不安の毎日は、かなりのストレス。そのストレスが両親や弟を押しつぶすのではないかも、心配しています。
連日報道される、鶏処分のニュースは、日に日に見る事が出来なくなってきています。鶏達の処分される映像が流れると、弟は「ごめん、消してくれ」と見ることが出来ません。

去年の6月、新しい従業員の教育の為、本来その従業員に任せるべき仕事も慣れるまで、私が処理せねばならず、普段の自分の仕事にその分が増えるので、いつも以上に、バタバタ。

イチョウの大木の下で、町のお祭りがありました。シフォンを祭りに出して欲しいという、嬉しいお話が。
バタバタで、受けようか迷いましたが、「今年は、出すとだろ?出すなら、祭りに行くよ」とおっしゃってくださる常連のお客様がいらしたり、「シフォン焼いてよ」と父の友人やその奥様達に言われ、いろんな方に食べていただけるなんて、幸せだなとお受けする事に。

この祭りが終われば、ブログ更新しようと思いつつも、シフォンを焼く時間を確保したので、仕事がたまり、そのまま年末年始に突入。何だかんだと、今日になってしまいました。
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時間の許す限り、焼かせて頂きました。18時から販売開始なので、その前にシフォンを並べました。
まだ会社に仕事が残っていたので、シフォンを父に見てもらい、その間、家に戻り、母に販売を頼んでいたので、母が祭りに行きました。
18時3分、シフォンを入れる袋がどこにあるのか母に伝え忘れていた事を思い出し、母に電話。
すると、「もう、シフォン完売したの。店じまいしたよ」との事。えっ?18時販売開始じゃないの??
私が店番を父に任せ、母が来て準備をしている間にお客さんが見えられて、完売してしまったそうで、祭りの主催者の方に、『もっと、遠慮せんで、たくさんたくさん、焼いて』って言っといて下さいと母が言われたそうです・・・。

どのシフォンが良いか聞くと、「娘さんのシフォンなら、なんでんよかけん」と、買ってくださるお客様。
去年は妹の第二子が産まれ、出店しなかったので、「一昨年はシフォンがあったけん、買いに来たら去年は出しとらんだったね。よかった~今年は買えて」とおっしゃってくださるお客様。
シフォンを見るなり、「おっ、シフォンがあるばい!!」と寄ってきてくださったお客様。
お金を握りしめ、小さなお子さんも買いに来て下さったとの事。

もう聞いたら、感動して涙が出そうでした。
一度もお話した事のない方が、「待っとった~」とおっしゃると、私のシフォンがいろんな方の記憶になることがとても嬉しくて、シフォンって、お菓子って素晴らしいな、私は皆さんに助けられて、お菓子と作り続けているんだと嬉しくなりました。

この祭りの前にも、色々あって、シフォンの事をあれこれ考えている時に、祭りでたくさんシフォンを焼くことも何も伝えてないのに、ナミナミさんから偶然メールを頂いて。
ナミナミさんには、精神的に助けられました。ナミナミさんの優しさ、やっぱりナミナミさんは、私の心のお姉さんです。励まされ、心強くなります。ナミナミさん、ありがとうございます。


そして、ナミナミさんが埼玉のお姉さんならば、東京にもお姉さんが出来ました。
それは、みけティさんです。

去年のイズミサンのロールケーキ教室では御一緒しなかったのですが、教室で頂いたみけティさんのシフォン、好きなシフォンだと思った記憶がありました。そして、シフォン交換をさせて頂きました。
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みけティさん、ご自分で作られたシフォンの材料を先に頂いていました。5種類も作られるなんて、頭が下がります。素材もこだわっていらっしゃります、粉の名前もちゃんと書いてありました。
 


1月9日、そのシフォン交換を一度させて頂いたみけティさんが、九州旅行で熊本に来られるとの事。これは、是非ともお会いして、熊本を堪能して頂きたい!!その一心で、熊本城を観光されたみけティさんを、私が大好きなシュークリームのお店に案内し、お菓子の話をたくさんしました。
みけティさん、すっごく研究熱心で、真面目で、頭の回転がよくて、すごい女性でした。
小さい頃に、その当時は高価だったオーブンやハンドミキサーをお母様に買って頂いて、お菓子作りを始められた話、感動しました。私も、もし女の子が生まれたら、是非そのような母親になりたいと思いました。
すごく、素敵な幸せなお話に心癒され、いざ阿蘇に!!

みけティさんが熊本に来られた日は、雪も降り、路面凍結注意報が出ていました。
本当は、阿蘇山の火口にお連れして、阿蘇の雄大さを実感して頂きたかったのに、火口には、普通の車ではいけませんでした。かなりのグネグネ道をスリップ覚悟、死ぬ覚悟で登るわけにもいかず、一人で考えても結論が出ず・・・みけティさんにお会いする、二日前から家族会議。

「阿蘇と天草、どちらにお連れすべきか」

両親と弟は、天草を勧めました。阿蘇はスリップする、死にに行く様なものだ。まだ、海べたの方が温かく、路面は凍結していないから、天草で魚を食べてきたら?ん~~~でも、こんなに雪が降っているから、海もどよんだ色で、あまり眺めが良くないはず。
ん~~~、私は寒い時だからこそ、阿蘇高森の田楽をみけティさんに食べて欲しい!んでも、どの位路面が凍結しているのかも分からず・・・出発する直前まで、悩みました。「阿蘇と、天草・・・」

父親は、「まだ、悩みよるとかい。どっちでも、よか。好きな方にすったい。ガソリンは入れて来たからな」と。

阿蘇高森の田楽屋に、どんな状況か電話すると問題ないとの事。問題あるもないも、お店の人は店から出てないでしょ???と思いつつも、阿蘇に行こうと決意!予約もしました。

みけティさんを私が見て欲しい、お連れしたい所にあちこち連れ回し、空港まで無事に送り届けました。

みけティさん、熊本に来られる前に、東京のお菓子とシフォンを送って下さいました。
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旅行の準備とかお忙しかったのに、テレビで見るような珍しい東京のお菓子を買い集めてくださったりとシフォンもマドレーヌもたくさん焼いてくださいました。
聞いたことはあるのですが、初めて食べる甘納豆でした。
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この、メープルシュガーのマドレーヌ。すごく、美味しかったです!!
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北九州の妹にも送りました。すると、バターがダメで、普段はあまりマドレーヌを食べない妹が、「この前のマドレーヌ美味しかった。また、送って」と、言いました。
両親も、これ美味しいね~~と感激していました。私、マドレーヌのおへそが美味く出来ません。何ででしょうかね・・・。

みけティさんから、今日も宅配便が届きました。
んもう、珍しくて、ビックリするものばかりで、そして泣きそうになるものまで。

近々、またまたシフォンのご注文を頂いています。ある事業で、700~800人の方が見えられるイベントの8テーブルの1つを任される事になりました。
出来る限りのシフォンを焼いてくださいとお願いされ、いつも買いに出かける資材屋には、シフォンを包むOPPシートはなく、袋しかなくて、ナイフでカットして使っていました。
シフォンを焼くのは楽しいけど、この包むシート切りが骨の折れる仕事で・・・。
でも、売ってないんだから頑張らなきゃといつもせっせと頑張っていました。だから、ずるずる先延ばしにしていたその仕事に、今晩こそ取り掛かろうと、決心していました。
そこに、OPPシートが1000枚。
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仕事中、思わず声を上げてしまいました。こんな便利なものがあるんだ、もう切ってある!!!!!これで、1000個のカットシフォンが作れると感激しました!!
みけティさんがよく作られるという、焼き菓子も送って頂きました。箱を開けると、次から次に、見たこともない食材が出てきて、きちんと入って送れて来たのに、箱の中に直しきれない程の色々な物が。

そして、泣きそうになるものばかりで、本当に涙が出ちゃったものがこれです。
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右の片手の手袋が、私のです。先日、北九州の妹の所にバスで出かけました。バックの中に手袋を入れていて、いざ手袋をしようとしたら、片手しかない・・・どこかに落としてきたらしく、片手しかなく、右手にはめて左手が冷たくなれば、左にはめて、また右が冷たくなれば右にはめての繰り返し。両手がたまらなく寒くなったら、両手を入れたり、手袋をはめた手で、はめてない方を包んだり・・・。
もう少ししたら暖かくなるから、北九州でもし気に入る手袋が見当たらなかったら、今年の秋ぐらいに買おう、と近所には気に入る手袋がなかったので、片手の手袋で生活していました。

暖かくなるというものの、寒いがまだまだ続き、氷水に手を突っ込んだような冷たさの日もあります。ですので、しもやけとあかぎれが益々ひどくなってしまいました。

そんな、そんな、まれな生活をしている私に、みけティさんから手袋のプレゼント。
母に、手袋が入ってた~!!と伝えると、「あ~~~ん、よく分かってくださっているのね。普通、片手生活してる人なんていないからね、あなたに一番必要なものじゃないの~~~」、と。

あまりの偶然に目頭が熱く、涙が出てきちゃいました。寒い毎日、思わぬ贈り物に心が暖かくなりました。みけティさんのお気持ち、いつも頭が下がります。みけティ姉さん、ありがとうございます!!!

シフォンも四種類も送って頂いて、家族、従業員皆で大切に味わって頂きます。


暖かくなるまで、鳥インフルエンザは油断が出来ません。頑張ります。
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by sobokuna-okasi | 2011-02-07 22:18